欠陥住宅知識源

住宅の欠陥の見分け方やを検査法を紹介します

断熱材の保温効果

　20年位前から断熱材はあったものです。以前までは予算の関係で入れたり入れなかったりというものでしたが、現在では標準仕様として使われています。

　しかし断熱材が、いったい家のどの部分に使用されているのか知らなく、見たことがない人が多いようです。断熱材は、家の壁、天井に使われています。実際に天井裏を見てみるとわかりやすく、そこには24Kなどと書いてある断熱材を確認できます。書かれている○○Kとは断熱材の密度を表わします。これは、1平方センチメートル何キロの圧力で圧縮されているかを表わしているもので、24K～80Kまであります。80Kになると板のように厚いものになります。

　住宅で使用しているものは材質でもガラスか防音性を兼ね備えた砕石材（ロックウール）です。外が厚い時は中では冷房を使用しますが、板一枚だけだと中の冷気は外の温度でどんどん温められてしまいます。そうなると、冷気が無駄になり、同時に電気代も無駄になるのです。その無駄を防ぐために断熱材を入れ、家全体をグルッと包むように使用されているのです。

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