欠陥住宅知識源

住宅の欠陥の見分け方やを検査法を紹介します

樋・窓の雨対策

　たいてい雨樋の不具合は、屋根に落ち葉等のゴミが詰まっていることにより起こります。そのことにより雨水が屋根にたまり、そのが雨漏りの原因になっていくのです。これは建築というよりかは日々のメンテナンスの問題です。ということは、梯子等を使って居住者がまめにチェックしましょう。

　基本的には樋はしっかりしていることが大切です。樋は屋根の雨水を地上に流す重要な役割があります。

　雨樋の計算の仕方としては、その地域の過去5年間の降雨量を調べます。最大に降ると、どれくらい水がたまるかを見ます。通常こんなに降ることは絶対にありえないという最大の数値を取って計算し、木造の30坪ぐらいの家なら、バーッと雨が降ったとしても太さ50ミリのパイプが4本四隅についていれば大丈夫です。またそれ以上減らすことはないともいえます。そうでなければ要注意。降雨量の多い土地は必ずチェックしましょう。

　窓の部分については、サッシ、強化ガラス、出窓、雨戸、シャッターなど外観を意識する人には重要な箇所です。サッシはかなり種類や大きさも豊富になってきています。雨戸も最近はおしゃれな雨戸が多く、シャッターを仕様する人も増えています。外観的に見て雨戸は格好が悪いという人が増えた、雨戸のない家も増えています。

　ただ、雨戸の役割とは雨風を防ぎ、なおかつ防犯も兼ねているのです。そういった意味でも家にとっては大切なものなのです。

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