欠陥住宅知識源

住宅の欠陥の見分け方やを検査法を紹介します

床スラブ

　防音対策をどこまで考えるかによってスラブの厚さは変わってきます。厚ければ厚いほど防音上効果が高くなります。通常はだいたい150ミリ前後です。

　最初の建築確認を出した時に、床の厚みは決まっていますから、ここでは購入時の条件どおりの仕様になっているか確認して下さい。

　「フローリング」といっても、質感と値段においてピンキリです。ムク材、合板＋天然木材、合板＋薄手の突き板を貼ったもの、防音用フローリングなどです。防音対策からいえば、防音用フローリングを使用する以外は床の衝撃音を防ぐことは難しいのです。ピンキリまであるフローリングを単に『床がフローリングでよかった』といって購入する人は多く、下地材はどういうものを使っているのかを知っている人は少ないのが現実です、がこの下地材が大切なのです。

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