住宅の欠陥の見分け方やを検査法を紹介します
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マンションではあたりまえのように突貫工事はどこかで行われています。それがどこで行われると一番危険かというと、壁の中の見えない設備・電気の部分での突貫工事です。
工事の工程として、まず、基礎の部分のコンクリートを打って、造作の壁それから設備屋・電気屋が入ります。その状態の時に、配線や配管が行われます。それが終わってから仕上げ工事に入り、壁を張って、その上にクロスを張っていくのです。
最初のコンクリートの躯体工事の期間は、天候に左右されやすいため、高い確率で工期通りにはいかないものであるといえます。それに伴い、必ずその後の電気・設備の工期は高い確率で圧縮となるのです。工期の圧縮は、業者を焦らせるもので、雑な配管、雑な配線になり、施工ミスが出てくるのです。
見えない部分ということもあり、水道屋、電気屋、冷暖房屋は、配管を終わらせなくてはならないという状況に時間を優先させ、手抜き工事をする可能性があるのです。
この段階で工期の遅れに気が付いたら、足繁く現場に通い、直接担当の人間に言わなくても、責任者にひとこと釘を刺しておきましょう。
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