住宅の欠陥の見分け方やを検査法を紹介します
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バランスがとても重要なところが一般住宅の構造上あります。それはベランダです。ベランダを支えるのは天秤の原理と一緒で、片方がさがれば、もう片方は押さえられていなければなりません。片方の梁の部分になにを使い、その反対側の仕上げ材に何を使って仕上げるかなどを決めなければいけないのです。その使用する資材により、梁にかかる加重をきちんと計算した表を作成するのです。たとえばベランダが1なら梁は3にしなくてはいけないという具合に、力の対比はパソコンなどを使って計算した仕様になっているかのチェックが大切です。
あとは、外壁を張るにしても、窓の面積と数が多いと構造上弱くなります。弱くなったときには「構造用合板」といって、補強の役目をする板(外壁材)があり、業者がそういうものを使っているかどうかも確認しましょう。
窓の大きな家を希望する人は多いのですが、より大きな窓をつくればつくるほど、建物を持たせる力は弱くなります。どうやって補強していくかという方法を知りましょう。
コンクリートの場合は「袖壁」といって、残っている壁を厚くします。木造の場合は、その際に構造用合板を張るという方法をとります。
きちんと補強しないと、地震の時など危険を伴うことになるからです。
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