欠陥住宅知識源

住宅の欠陥の見分け方やを検査法を紹介します

理事会活動のポイント

・人間的なふれあいを大切に

　理事会の運営については、次のような点に配慮して進めることが大切だ。まずは役割分担。一部の人間に負担がかかりすぎないように、できるだけ多くの人で役割を分担しよう。

　大規模修繕などになれば、理事長や副理事長などは工事会社やコンサルタントなどのもとへ出向くことも多くなる。欠陥が見つかったりしたら、役員に期待される役割は大きく、それこそたいへんな任務となる。欠陥が見つかったりしたら、役員に期待される役割は大きくそれこそ大変な任務になる。みな仕事を持った身です。特定の個人に負担がかかりすぎないよう問題ごとに担当者を決める。大きな問題には選任の担当者を置く。担当者を複数にするなどして、任務をなるべく分担するようにしよう。

・会議について

　理事会ではあまり細々としたことには時間をかけず、重要な点についてをよく検討して決め、細部の問題に関しては担当理事の自主性に任せよう。
　ちょっとした生活ルールや行事の内容などは、担当者から自発的に提案がされることと思う。

　全理事の意見を大切にして、議論倒れにならないように決めたことは必ず実行しよう。
　会議の最終的な目的は議論ではなく実行への下準備。マンションは居住者全員が暮らす共有の器なので、実行に際しては理事だけでなく組合員の参加を要請しよう。

　常識的な範囲で会議費を予算化し、お茶菓子をたべながらの理事会、終わってからの軽く一杯など、人間的なふれあいを大切にしよう。
　交流することで居住者同士の親近感や結束、同じ建物に住む連帯意識も強まっていく。経理の透明性は当然確保したうえで、必要経費として一定額を計上するのはしっかりとした管理、スムーズな運営につながるし、理事会への参加意欲も高まる。

　理事会はなるべく多くの理事の集まれる日にして、事前に議題をはっきりさせよう。
　できるだけ多くの参加者を集めることはそれぞれの意見の交換という観点から重要である。また、議題が知らされていると参加への動機、意欲も高まり事前にいろいろ考えてくる人も増える。

　理事会の活動をできるだけこまめに知らせ、時々は建物や設備を理事会として見回り、組合員の要望をつかむ努力をしよう。
　管理運営のため、なんらかの動きが見えることは組合員の信頼を得る第一歩。理事会の議事録をニュースにするなどして、状況を知らせよう。それらを理事会に反映させて実行・改善することが求められる。

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