住宅の欠陥の見分け方やを検査法を紹介します
欠陥住宅知識源は、欠陥住宅、マンションを見破るための知識や、基礎知識についての情報を紹介します。
建築業者の選び方や住宅構造、耐震強度の知識などを住宅購入の際にお役に立てていただければ幸いです。
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モルタル塗り吹き付け仕上げは減る傾向にあります。しかし根強い需要を堅持しています。モルタルは、下地ラスの施工がいい加減だったり、塗りが雑だったりすると剥落しやくなります。そもそもそんな工事は欠陥工事です。とくに竣工を控えた真新しい住宅の壁のモルタルに浮きがあるなどというのは、塗り直しを要求する理由になるのでしょう。
建物を真横から見て、部分的な膨らみがあれば浮きの可能性があります。きっちり判断するには金槌などで軽く叩いてみるといいでしょう。浮きがあればポクポク音、密着していれば硬質な音がするので、それで判断できます。「浮き」と「多少のうねり」は別なので、壁面はまっ平らが理想ですが必ずしもそうはいかず、多少のうねりは生じてしまうのです。このあたりは程度問題で、あまり無茶な要求は通らないと思って下さい。
外壁のハラミ(ある部分が大きくたわんで膨らむ)は、乾式工法やタイル仕上げでも起こるのです。原因は下地の施工ミスか外壁材の施工ミスで、ひどい場合には外壁剥落の危険もあるのです。これは必ず手直しを要求して下さい。
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