住宅の欠陥の見分け方やを検査法を紹介します
欠陥住宅知識源は、欠陥住宅、マンションを見破るための知識や、基礎知識についての情報を紹介します。
建築業者の選び方や住宅構造、耐震強度の知識などを住宅購入の際にお役に立てていただければ幸いです。
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赤水とは水道の蛇口をひねったときに出る水が薄褐色に染まっている事を言います。原因は本管の改修工事などで一時的に色がつく以外は、敷地内の管などが劣化することです。
一戸建ての水道(給水)は、新築の場合は施工がきちんとしていれば、相当期間は問題が発生することがないと考えてよいでしょう。しかし、築年数の長い中古住宅や増改築を繰り返した中古住宅などでは、赤水が発生していることがあります。
塩ビ管や鋼管など、複数の素材を使っているために接続部分のサビが原因であることが多く、ひどいときには交換した方がいいです。費用を見積もってもらい、瑕疵として損害賠償の交渉をしましょう。新たに使う管の素材はできるかぎり統一してもらって下さい。
マンションの場合は複雑です。マンションの給水施設は、上水を水道本管から受水槽に取り込み、それをポンプで高架水槽に揚げてから各戸に給水するという仕組みになっているのが一般的です。水槽は鋼鉄製やFRP(硬化プラスチック)製などがあり、給水管も鋳鉄管、塩ビ鋼管、亜鉛メッキ鋼管、塩ビ管などが組み合わされています。これらは特性がそれぞれ違い、たとえば鋼製の水槽は5~6年でサビが発生、FRP製は紫外線に弱く10年目ぐらいでカビが発生、鋼管は継ぎ手部分を中心に10年ぐらいでサビが発生という風に、それぞれの時期がずれて老化や損傷が目立ち始めます。いったんこういう症状が出始めると、最終的に水道が使えない状態になってしまうこともあります。
マンションの場合は定期点検や補修がきちんと行われているかどうかが重要です。まずは購入の段階でしっかり確認することが大事なのです。
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