欠陥住宅知識源は、欠陥住宅、マンションを見破るための知識や、基礎知識についての情報を紹介します。
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主導権をつかむ

 買い手はもっとわがままでいい。「こうしたい、ああしたい」という希望をいうべきです。買い手の希望を聞き入れなかったり、はい、はいと言っておいて、実際には自分たちの都合のいいように事を進める業者には依頼しなければ良い。建設業者はいかに安く早く作るかということで頭がいっぱいなので、業者のいいなりになることは避けよう。

 そして、契約前に、「第三者機関の検査を依頼します」と一言ことわっておけば、「この客にはいい加減なことはできないぞ」と認知させることができる。そうなれば主導権が握れます。消費者が無知だったので、業者が主導権を握っていたのだが、買い手の知識があがればこれから時代は変わってくると思われる。

 消費者が知恵をもち、業者との間に建築のプロである第三者機関が介入することによって従来型の構図はガラリと変わってきます。長らく消費者不在の建設業者優位の時代が続いていたが、現在、消費者主導の建設にかわりつつある。

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