住宅の欠陥の見分け方やを検査法を紹介します
欠陥住宅知識源は、欠陥住宅、マンションを見破るための知識や、基礎知識についての情報を紹介します。
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ラワン材は従来、主として室内で目に触れる幅木とか天井周りに使われるだけでした。この場合なら虫食い後の部分に殺虫液を注入し、程度がひどいときは造作材を取り替えてラワン虫の繁殖を止める事ができました。しかし、最近ではラワン材は天井裏や床下などの下地材やベニヤ板として押入れの内部や床そのものにも使用されたりしています。
虫食い穴がみえる所にだけ薬液を注入しても、必ずしもラワン虫の繁殖が止まるとは言い切れません。そのために、規格品ではラワン材は原木で殺虫を済ましてから使用するのです。
繁殖の程度や場所によって内装材を取り外し、殺虫処理をする必要があり、場合によってはその期間中居住できないときもあります。処理後はペンキの塗り替えや下地材の取替えなどとともに、内装のやり直しなどの室内の復旧作業をしたり、美装をやり直す必要がある。
その場合は、かなりの費用がかかるので、業者によっては目に見えるところのスプレーの塗布のみでごまかしたり、材料についていたものだから業者には責任はないと、言い逃れをする場合もあるだろう。
仮にメーカーとの関係では、材料納入業者が防虫処理が不十分だった責任を負わなければならないときがあるとしても、新築請負業者は注文者である貴方に対しては請け負い契約上の補償責任(瑕疵担保責任)があり、殺虫処理とそれに伴う復元作業を完全にする義務がある。
その期間は木造家屋なら法律上は引渡し日より5年ですが、大抵の業者が使用する定型印刷物の契約書では1年ないし、2年に短縮しているので、もう一度契約書を取り出し、その期間を確認してみるといいでしょう。本当に殺虫処理をする気があるのなら3ヶ月もしないうちに処理をするはずです。しない場合は専門家に相談して、検査して、処理と復元作業の費用を見積もってもらい、金額を損害賠償として業者に請求するのが安心です。
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