住宅の欠陥の見分け方やを検査法を紹介します
欠陥住宅知識源は、欠陥住宅、マンションを見破るための知識や、基礎知識についての情報を紹介します。
建築業者の選び方や住宅構造、耐震強度の知識などを住宅購入の際にお役に立てていただければ幸いです。
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シックハウスとは、寝室を増築したが朝起きると頭痛がするようになり、しばらく旅行で起居しているとこの症状がおさまるというような場合に、家が原因していると見たときの言葉である。
住宅内の空気を汚す物質には多くのものがあるが、よく取り上げられるのが次のものがある。
１、三物質
１ ホルムアルデヒド
２ トルエン
３ キシレン
２、三薬剤
４ 木材保存剤（現場施行用）
５ 可塑剤（壁紙の接着剤など）
６ 防蟻剤
１については、発がん性があるといわれたり、アレルギー症状にも影響するとも言われている。２や３については２００PPM程度の濃度で倦怠感や吐き気や間隔の異常を起こすとも言われている。これらの研究は十分ではなく、法的な規格に取り込まれていない。厚生省で基準の提案がされている程度である。
１～６ までの物質は使用量や、建材施行剤の選択や室内の温度および換気の量によって低減できるといわれており、設計・施行に当たって業者は当然このことに留意すべきであろう。また、居住者も室内換気に気をつけよう。強制換気をしてみることも必要であろう。
新築や増築によって居住者に病的症状が現れれば、換気などに注意してみても症状が続くようなら原則として室内の建材や施行剤を取り替えるほかない。規格品の建材や、施行剤を使用していれば、すぐに欠陥として業者に費用を負担させられない場合も多い。
これらの物質の影響を受けやすい人はあらかじめ医師の診断を受けて、その影響を受けにくい設計や施行を求めるほかないのが現状であります。
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